先日お知らせしました通り、2023 年11 月28 日(火)から12 月2 日(土)まで幕張メッセで開催される「IPF Japan 2023 2023(国際プラスチックフェア)」に出展いたします。
同社は、1911 年に万年筆メーカーとして創業いたしました。1969 年に産業用ロボットの製造を開始して以来ロボット事業にも力を入れております。弊社のロボット機器事業の始まりは自社の万年筆製造工程に導入するロボット開発が中心でした。しかし、近年では医療、食品など幅広い分野の企業に製品を収めております。今回の出展で、ロボット機器事業部の製品や技術力を多くの方に知っていただけたらと思っております。
展示について
前回のIPF2017 では主にハイサイクル取出し及びセーラーロボットの剛性、無線コントローラーなどをテーマに取出機4 台を展示させていただきました。今回のIPF2023 では、さらに進化したセーラーロボットをお見せします。もし、2017 年もセーラーブースにお越しいただいた方がいらっしゃいましたら、弊社製品の進化を実感していただければ幸いです。
ここで、IPF2023 の展示内容を少しおさらいしたいと思います。今回のメインとしては、取出機3 台とピペットチップストック装置を展示いたします。ピペットチップストック装置はピペットチップのストックまでを自動化した装置で、医療の分野で高く評価されております。また、チャックサーボ回転を利用した複雑な動作やハイサイクル取出しに加え、弊社の新しい取り組みであるIoT の展示を行います。IoT の展示では場所を超えた情報共有をテーマに、遠くの工場にある装置の稼働状況などを会場で見られるようにします。その他にも数々の展示を行います。
Sail To The Future
出展に向けて弊社のテーマがございます。それは「Sail To The Future 」です。Sailとは帆、航海、出港を意味する言葉で、Futureは未来を意味する言葉です。また、弊社の会社名になっているSailorは船乗りを意味する言葉です。今回のテーマには、「我々Sailor( 船乗り は、未来に向かって新たに出向する」という意味が込められています。また、ブースの装飾にもテーマの一部が組み込まれております。セーラーブースの上の方に青色の布がかけられており、これは船の「帆」をイメージしたものです。装飾等もこだわりの部分がありますので、そのような面でもブースにお越しいただければと思います。
これより未来への船に乗り、新しいことへの取り組みを進めてまいります。まだ目的地は先ですが、IPF2023 を機に我々「Sailorの航海」を多くの方に見ていただき、少しでもセーラー万年筆株式会社ロボット機器事業部に興味を持っていただけたらと思います。会場でお待ちしております。
